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おでかけ

藤の花の絶景が楽しめる東海地方の名所と2020のお祭り情報を紹介

藤の花は4月下旬から5月上旬に見どころとなります。

春の花の楽しみは桜だけではありません。

藤の花も負けないくらいきれいに咲き誇ります。

ムラサキ色の花が滝のように垂れ下がる姿は美しく、優雅で柔らかい印象を与えてくれて心が癒される人も多くいるのではないでしょうか。

藤の花の観賞をしたい方におすすめする、東海地方の藤の花の名所とお祭りについて紹介していきます。

藤の花を見ながら行われるお祭りを紹介

東海地方で咲く絶景の藤の花の名所や開催されるお祭りを紹介していきます。

竹鼻別院のフジ・・美濃竹鼻ふじまつり

樹齢300年以上の竹鼻別院のフジの大木は県指定天然記念物です。

枝張りは東西33メートル、北南15メートルと非常に大きく華麗な薄ムラサキの花が咲き誇ります。

残念なことに令和2年5月3日に予定されていた美濃竹鼻ふじまつりは、新型コロナウイルスの問題で中止となりました。

竹鼻別院のフジのアクセス方法

竹鼻別院のフジの所在地は、岐阜県羽島市2802です。

名鉄竹鼻線羽島市役所前駅より徒歩5分で着きます。

無料の駐車場があります。

尾張津島藤まつり

かつては「藤浪の里」と言われたほどの藤の名所でありました。

藤の花への思いを、後世に伝えたいという思いで尾張津島藤まつりが開かれているようです。

12種類・114本のつる木がたたみ3200畳敷きの広さになり、優しい香りが包み込んでくれます。

多品種が植えられているので、香りや色を楽しむことができ、疎水の水面に散る花房は品格のある美しさです。

今年4月24日から5月5日尾張津島藤まつりが予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止とななりました。

尾張津島藤

尾張津島の藤の花が咲き誇る場所は愛知県津島市宮川町で天王川公園及びその付近となります。

広藤園藤まつり

文政年間(1820年ころ)この地に住んでいた小田廣作という人物が、木や竹をつくり藤棚を作ったそうで藤の花ができたそうです。

1000㎡の敷地に咲き広がる藤の花は1.5メートルも長い花房が特徴で、近距離の観賞や写真撮影できるのが魅力的です。

古くから「ひろの長藤」として親しまれています。

4月26日に開催予定していて藤お茶まつりは新型コロナウイルスの問題で中止になっております。

広藤園のアクセス方法

広藤園の所在地は、愛知県碧南市日本木町3丁目内です。

知多半島道路半田ICより県道34号線を東へ約25分で着きます。

無料の駐車場が三か所あります。

交通機関利用の場合は名鉄碧南中央駅を下車して無料循環バスのくるくるバスを利用し、「広藤園西」バス停を下車します。バスの乗車時間は30分です。

曼陀羅寺公園の藤・こうなん藤まつり

後醍醐天皇を祈願するために建設された曼陀羅寺の隣に、藤の花が咲き誇ります。

広さは4700平方メートル最長75メートルの藤棚に12種類の藤があり、ムラサキ・紅・白と色とりどりの花が楽しめます。

こうなん藤まつりも新型コロナウイルスの問題で中止となっています。

曼陀羅寺公園のアクセス方法

曼陀羅寺公園の所在地は、愛知県江南市前飛保町寺町202です。

アクセス方法は、犬山線江南駅で下車し、バスに乗り換え曼陀羅寺を下車(10分くらい)その後2分徒歩で着きます。

車の場合は小牧インター下車して30分で着きます。

藤の花について

藤の花は、高さのあるつる性の花木です。

4月下旬から5月上旬、長い穂のように小さな花が垂れ下がる花です。

日本古来からある花で、日本だけでなくアメリカやヨーロッパでも原産国となります。

藤の花の種類について

日本では藤の花が2系統あります。

自生し古くから様々な品種がつくられてきました。

種類について説明していきます。

ヤエフジ

濃いムラサキ色の花が咲く八重咲タイプです。別名は八重黒滝といいます。

ノダフジ

本州を中心に自生されています。花房が長く、つるが右巻きです。

ヤマフジ

本州の西南部や四国、九州に自生しており、つるが左巻きです。

シロバナフジ

花は白い花で、中心部がやや黄緑色して長く垂れ下がるのが特徴です。

ノダガナフジ

花房が長い品種で、六尺藤ともいわれます。

アケボノフジ

白色の花でつぼみは薄い紅色です。口紅藤とも呼ばれます。

アカバナフジ

花は紅色の品種で花房は30センチほどになります。別名桃色藤とも呼ばれます。

まとめ

今年は藤の花によるお祭りは、新型コロナウィルスの問題で中止になっています。

しかし、藤の花は毎年4月下旬から5月下旬にかけて開花予定となっております。

藤の花を観賞したい方は、ぜひ東海地方のおすすめ名所を訪れてみてください。